
評 価:【松】
書 名:『コトリんどる。』
著 者:トリンドル玲奈
発 行:講談社
発掘地:東京都武蔵野市
発掘日:2016年12月
昔も今も日本人はハーフが好きです。
いつの時代にも必ずハーフの人気者がいるものです。
私が幼かった頃、キャロライン洋子さんという子役がいて、たいそう人気があったものです。
なので未だにハーフといえばキャロライン洋子さんという刷り込みがあります。
三つ子の魂百までというやつでしょうか。
ハーフの人を見てしみじみ思うのは遺伝の不思議です。
よく父親似、母親似などと言いますが、どちらに似ようがハーフには違いないのですが、芸能人になれるようないわゆるハーフというのは、その両方がうまい具合に混じり合った結果なのですね。
トリンドル玲奈さんのことはよく知らないのですが、日本人がイメージする「これぞハーフ」という風貌の可愛らしいお嬢さんです。
まさに絵に描いたようなハーフ。
いくら国際化が進んでもハーフが珍重される日本って一体。
どんだけ欧米コンプレックスなんだよ、と情けなくなってきます。
この本のタイトルですが、どういう意味かわかりますか?
買って初めてわかったのですが、撮影したのが川島小鳥さんという方なのですね。
コトリ+トリンドルで、コトリんどる。
つーことみたいです。